下唇小五郎の上唇日記2

〜失われた上唇〜

子供達へ

「今時の子供は外で遊ばない」と、よく聞くけど僕は実感したことはそんなに無い。

でも公園でDSやったり、電車でDSやったり、家族でファミレス来た時にDSやったりしている子供は本当に多い。

子供の時に学ぶべき事は沢山ある。
その中の一つは痛みを知ることだ。

それをDSで学べるかというと僕は学べないと思う。

今では日常的に怒る殺傷事件も家庭用ゲームの影響が大きいなんて記事も結構見たことある。


僕は外で遊ぶことが大好きだった。
森の中、田んぼの中、山や川、自然に大きくしてもらっていたんだ。
お陰で小さい頃は生傷だらけだった。
そして痛みを知っていった。
自分で遊びを発明し、実験し、これはやっていい、これはだめという感覚を学んでいったんだ。


その中のボツ企画に「おしっこかけっこ」というものがある。

ややこしいがおしっこをかけ合うのではない。

おしっこしながら走るんだ。

おしっこしながら走るなんて、時間に追われるサラリーマンくらいしか考えられないアイディアだろう。

それを子供の時に思いついたアイディア力をまず褒めて欲しい。


下記のような手順で行った。

1.風向きのチェック

まず、頭のいい僕は風向きを見た。
自分にかからないよう追い風になるように走る方向を調整したのだ。

2.下準備

おちんちんを予め出しておく。
※下だから下準備みたいなうまい具合になったね。

3.走る

※全力で。

4.発射

※全力で

結果

発射した瞬間自分に全部掛かった。

ズボンびちょびちょ。
しかも途中で止められない。
母に叱られる。

学んだこと

どんなに急いでいてもおしっこしながら走っちゃダメ。
急がば回れという精神を学んだ。
空気抵抗やおしっこの初速や重力加速度を考えるきっかけになった。




今の子供へ

今の子供達はおしっこしながら走ったりしていないだろう。

故に、彼らが時間に追われるサラリーマンになった時に駅のホームでおしっこをしながら走り、捕まるんじゃないかなと思い、いてもたってもいられずこの記事を書かせて頂きました。

幼稚園小学生のお子さんがいる方は是非参考にして頂ければと思います。