鼻毛の一生
最近、彼女に鼻毛出てるよって言われる事がかなり多いです。
「26歳ですからね、そりゃ鼻毛も出しますよ。」っと別に恥ずかしくないよアピールしつつも心はかなり焦っているわけです。
女性はいいよ。
男性に比べて鼻毛細いらしいし、鼻毛出したくても出せないんだろ?
出したくはないか・・・。
ここ1年で同じ人に10回くらい言われています。
でも、、、他の人には言われた記憶が無い。。。
こ、これは要するに皆さん気づいてましたが気を使って言わなかったパターンですか!?
そういえば僕も逆の立場だったことは何回かあり、かく言う id:shota-m の鼻毛さんにも数回出くわしております。
そのたびに
「うけけけけ!!!鼻毛でてやんのー!!!」
と心で叫んでスルーしてきました。
その時、僕も鼻毛出ていたんでしょうか?
やだ、こわい。。。
決めました。僕、鼻毛カッター買います。
でも、ちょっと待てよ?
そんな事を思っているとふと鼻毛に悪い気がして来た。
僕が鼻毛だったら、どんな気持ちになるだろう?
「ご主人様の気管支に塵埃や微粒子を入れ込ませないぞ!!」
そう言う気概でこの26年間戦ってきてくれた彼ら。
みんな切磋琢磨して立派に太く長く成長した頃、ご主人様の強烈な鼻息が吹く。
その強風に乗り、一本の村一番の強者が外界に顔を出す事に成功する。
その時彼は
「こんなに太く長く成長してくれてサンキューな☆」
こんな言葉がご主人様の口から出るのを期待しているのだろう。
でも、現実は違う。
まず目の前のギャルに笑われるのだ。
ご主人様のためにと全力を出し努力し強くなったのに待っていたのは屈辱。
そしてついには彼が守っていたはずのご主人様にも非難され、即刻「駆除」されるであろう。
しかも僕はさっきなんて言った!?
「決めました。僕は鼻毛カッター買います。」だと!?
要するにこういうことか。
鼻毛「よいしょ!これが外界かぁ!ん・・・?」
ギャル「ウケるwww鼻毛でてるよwwww」
僕「あ・・・こ、この恥さらしがああああ!!!」
ヴィウィいいいいいっん!
鼻毛「え!?え!?うわああああ!ご主人様ああ!!な、なんd、、、」
ブチッ!!
鼻毛子供「えーんえーん!おとうさー・・・」
ブチッ!!
鼻毛上戸彩「じ、実はね、私ね、鼻毛ザイルくんのこと、、、すk・・・」
鼻毛ザイル「あやあああああああああああああああ!!!!!!!!!」
ブチッブチッ!!
僕「フハッ!フハハハハハハハハ!!!」
悪魔だ。僕は悪魔だ。。。
正気に戻った今、こんな卑劣なことは僕には出来ないよ。。。
出来やしないってんだよ!!!