下唇小五郎の上唇日記2

〜失われた上唇〜

ラーメン一口も食べてないのに胡椒入れて味調整してドヤ顏してる奴に捧ぐ

ramen
ラーメンめっちゃ好き!みたいな人に多いんだけど、ラーメン出てきた瞬間に胡椒(or お酢)を大量投入する人って何なの?

ラーメンのビジュアルだけを見て、スープ透き通り過ぎー!もっと胡椒入れて濁らせなきゃ!とか考えてるの?

それとも、味調整する俺かっこいい!みたいなとこに悦び感じているの?


仮に行きつけで味知ってたとしても、日によって微妙に味違うかもしれないし、食べる側の体調とかで味変わるよね。


愚か者の行動だと思う。


店主の気持ちにもなって欲しい。
そのスープに彼の人生の大半が詰まっている。
幼い頃から食べてきた彼の母の手料理だったり、近所のお店だったり、給食、コンビニ、ほっともっと、生まれてから食べてきたすべてのものから彼の味覚センスが出来上がっているんだよ。

他にも彼が触れてきたもの。例えばおっぱいとか。
彼が何人の女を抱いたかわからないよ?
わからないけど、例えば28歳の時、湘南のビーチでナンパした女のおっぱい。
シャワーで流し落とせなかった海の香りと、おっぱいの張り、柔らかさ。
そんなおっぱいを吸っている時にピンときたかもしれない。

「魚介系スープ・・・これだ!」


その後その女と結婚して、一緒にラーメン屋やり始めて10数年。

そのお店に今君が来て、右手には胡椒を持っている。





一度冷静になりませんか?





まず胡椒を置こう。

そして店主の奥さんらしき女性を見てみる。

もうあの頃の張りは無いかもしれない。

でもあの頃より凝縮された旨味が出ているはずだ。それが熟れた女の醍醐味。

そんなバッググランドに気づいた君は、自然と胡椒入れずにラーメンをすすっているさ。

それでも物足りないって人は、胡椒入れて味調整してとりあえず食べて、もっと老舗のラーメン屋探せばもっと熟れたおっぱいに出会えるはず。



何の話だっけ